国際開発協力」カテゴリーアーカイブ

社会的インパクト投資:OECDレポート

OECDの開発援助委員会の新しい報告書「Development Co-operation Report 2016: the Sustainable Development Goals as Business Opportunities」は、開発協力におけるビジネス参加を論じています。BOPビジネスやブレンディド・ファイナンスと並んで、社会的インパクト投資も重要なツールと位置づけられました。 続きを読む

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ブレイクスルー・イノベーション

国連グローバル・コンパクトが、「ブレイクスルー・イノベーション」という新たなプラットフォームを立ち上げました。今後、国連持続可能開発目標(SDGs)とパリ気候変動協定の達成に役立つイノベーションの情報をこのプラットフォーム上で共有し、グローバル・コンパクト参加企業につないでいくことで、民間資金を活用したイノベーションの推進に取り組むと言うことです。 続きを読む

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「開発インパクト債(DIB)」パイロット事業の初年度報告

先進国で注目を集めている「社会的インパクト債」。基本は、成果報酬型グラントで、資金を民間投資家から募集するというものですが、同様の試みが開発協力の世界でも「開発インパクト債(DIB: Development Impact Bond)」として進められています。この第一号案件の初年度報告が発表されましたので、共有しておきます。 続きを読む

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米国で第7回グローバル起業家サミットが開催される

先日、米国で第7回グローバル起業家サミットが開催され、成功裏に幕を閉じました。6月22日から3日間にわたり、シリコン・バレーで開催されたサミットでは、オバマ大統領が演説し、フェイスブックのザッカーバーグ氏と対話したほか、世界中の起業家リーダーが集まって、様々なパネルやワークショップを行いました。 続きを読む

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貧困ポルノを巡って

ノンプロフィット・クオータリーによると、オーストラリア国際開発協議会が、サンライズ・カンボジアという孤児支援団体を、「貧困ポルノ」を理由に批判しているとのことです。サンライズ・カンボジア側は、これに反論しているとのこと。 続きを読む

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フードロス問題にデータを通じて取り組む新たなイニシアチブ

ロックフェラー財団が、新たに「食料廃棄(Food waste)」イニシアチブを立ち上げて以来、この問題への取り組みが加速しています。その一つ、ReFEDは、客観的なデータと関係セクター全体に目配りしたソリューションを提示することで、2030年までに米国のフードロスの50%削減を目指しています。

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ハードウェア・パイオニア育成戦略

社会的インパクト投資の鍵を握るのは、革新的な技術を発掘し、このスケールアップを通じてソーシャルイノベーションを達成することです。FSGが新たに発表した報告書「ハードウェア・パイオニア:テクノロジー起業家の潜在的インパクトの活用」は、この実現に向けた処方箋を説得力ある形で提示しており、参考になります。 続きを読む

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アフリカで初の社会的インパクト債が開始される

南アフリカのケープタウン大学MBAに在籍しておられる谷口さんから情報を頂きました。同大学のBertha Centre for Social Innovation and Entrepreneurshipが、南アフリカの保健省、社会開発省と共同で、アフリカ初の社会的インパクト債を立ち上げたということです。 続きを読む

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世界初の国際インパクト債(DIB)がインドで進行中

社会的インパクト債を開発協力に適用した国際インパクト債(DIB: Development Impact Bond)の第一号がインドのラジャスタンで進行中です。プロジェクトを立ち上げたのは、Instiglio。対象となっているプロジェクトは、インドの女子児童9000人を対象とした教育です。 続きを読む

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海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊

この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む

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