連帯経済」カテゴリーアーカイブ

BALLE (Business Alliance for Local Living Economies):地元企業家ネットワークで地域経済を活性化する(SMR特集2)

「スモールマート革命(SMR: Small Mart Revolution)」に関係したトピックの第二弾は、著者のマイケル・シューマンが理事を務めているBALLEというネットワークについてです。日本語では「地元生活経済のためのビジネス連合」とでも訳すのでしょうか。「地元優先」「起業自立」「コミュニティ資本」「共に学び・向上する」を理念に2001年に設立され、全米各地で地元の中小企業を軸に地域活性化を目指す人達のネットワーク化を目指した運動は、今や、全米3万人のイノベーターが参加し、80の支部を持つネットワークに成長し、45万人の雇用を生み出すまでになっています。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

「漏損(Leakage)分析」:地元経済振興政策の秘密兵器(SMR特集1)

先日、「スモールマート革命(SMR: Small Mart Revolution)」出版の記事を掲載したところ、多くの方から積極的な反応を頂きました。ありがとうございます。良い機会ですので、「SMR特集」として、関連トピックを幾つかご紹介しつつ、地域コミュニティを基礎とした持続可能な経済発展の方法について考えてみたいと思います。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

スモールマート革命:地域に富を蓄積・循環させる新たなシステムを目指して

私も翻訳メンバーの一人として参加させていただいた「スモールマート革命:持続可能な地域経済活性化への挑戦」(マイケル・シューマン著 明石書店)が刊行されましたのでご紹介します。帯のコピーは「新たな富の地域循環システム:TPP時代の地域経済生き残り方策を模索するすべての行政、ビジネス、NPO、コミュニティ、そしてアカデミズム関係者必読の政策ガイダンス!」です。訳者の一人としてこういう言い方をするのはちょっと気が引けますが、看板に偽りのない、総合的かつ実践的な名著です。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。こういう問題への一つの解決策として英国で導入されたのがコミュニティ・シェアズです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

アメリカの「生活賃金」運動と「生活賃金計算機」

8月30日付で主要メディアが、米国マクドナルド労働者のストライキについて報じています。マクドナルドやウォルマートに代表される低賃金労働状況の改善を求める動きは、今後、さらに大きくなっていくでしょう。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ドイツで地域通貨と地域ブランドが大成功

ウェブ論座の記事です。ドイツでは地域通貨を通じた地産地消が成功しているとのこと。これが地元経済の活性化につながっていると言う話。日本にも参考になりそうですね。

http://webronza.asahi.com/global/2012082100002.html?fb_action_ids=287671878044953&fb_action_types=og.recommends&fb_source=timeline_og&action_object_map=%7B%22287671878044953%22%3A10151177498405908%7D&action_type_map=%7B%22287671878044953%22%3A%22og.recommends%22%7D&action_ref_map=%5B%5D

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ILOの社会連帯経済アカデミープログラム

連帯経済のことを調べ始めたら、ILOが社会連帯経済をテーマにしたアカデミーを開催しているのを見つけました。今年は4月8日から12日までモロッコで開催されるようです。アカデミーでは、社会連帯経済の基本的な考え方から始めて、ガバナンスや経営、政策形成、ネットワーキングなどについて学ぶことができるようです。言語は英語、フランス語、アラビア語。宿泊費込みで2750ユーロは少し高い気もしますが、まあこのご時世だから仕方がないのでしょうか。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

RIPESS:連帯経済を促進するための国際ネットワーク

「連帯経済」を進めているのは米国だけではありません。RIPESSは、米国、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど各地で進められている「連帯経済」の地域ネットワークを国際的につなげようというグローバル・ネットワーク。英語、フランス語、スペイン語の3カ国語で、「連帯経済」に関する情報を発信しています。どうも2012年の6月以来、情報が更新されていないようですが、「連帯経済」について調べ始めるにはとてもよい入り口になりそうです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather