協働のためのテクノロジーを強化する:米国財団センターの新レポート

米国財団センターが、モニターグループと共同で「協働のためのテクノロジーを強化する」という報告書を発表しました。フィランソロピーの世界では、現在、ファンディング・コラボラティブの組織化が積極的に進められていますが、これをさらに推進するために、現在、利用可能な協働のためのテクノロジーの一覧リストを作成し、さらに今後の更なる発展のための提言を行っています。提言も説得力がありますが、何よりも、一覧リストの形で掲載されているテクノロジーのカタログが非常に網羅的でとても参考になります。多分、幾つかは日本でも使えるのではないでしょうか。ご関心がある方は、ぜひご覧下さい。

掲載されているテクノロジーは、大きく以下のカテゴリーに分類されています。

1)発見
*「学び」「パートナー探し」
2)アクション
*「戦略デザイン」「コミュニティ形成」「資金移動」
3)インパクト
*「事業評価」「影響力の行使」

それぞれの項目において、オンライン上で利用可能なツールが一覧になっています。また、こうしたツールを見つけるための「ツール・ファインダー」というウェブサイトも新たに立ち上げられたようです。

かつて、ファンダー間の協働というと、定期的に集まって情報交換をし、協働戦略を作っていく・・・というのが一般的でした。これは、立ち上げ、調整、運営の手間と時間がかかって不効率です。しかし、インターネット上で情報を共有し、それぞれの団体が、それぞれの戦略に応じて、パートナーシップを組んだり、棲み分けを図ったりすれば、効率的に協働を進めることが可能になります。今回のレポートは、ファンダー・コラボラティブを推進していく上で、エポックメイキングなものになりそうです。こうした試み、日本でも早急に実現していく必要がありそうですね。

http://foundationcenter.org/gainknowledge/research/pdf/collab-tech.pdf

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