毎月100ドルで世界を変えるグローバルネットワーク

ニューヨークタイムズがAwesome財団のニューヨーク支部の活動をレポートしています。Awesome財団というのは、2009年にボストンから始まったグローバルなフィランソロピー・ネットワークです。でも、スーパーリッチの集団ではありません。普通の人たちの集まりです。仕組みは簡単。毎月100ドルを寄附できる理事会メンバー(Trusteeと呼んでいます)を最低10名集めて登録すれば、財団の支部を作ることが出来ます。そして、毎月、1000ドルのグラントをAwesomeなプロジェクトに寄附する。それだけです。Awesomeというのは「素晴らしい」とか「凄い」という意味。もちろん、何がAwesomeなのかを決めるのは、各支部の理事たちです。

Awesome財団は、現在、18カ国79支部に広がっています。今までに資金提供したプロジェクトは1623。活動6年ですから、毎年、200〜300のプロジェクトに支援していることになります。記事によると、ニューヨークでは、過去、44件のプロジェクトを支援したとのこと。内容は、超レアなクラシックカーのタイヤ購入、放棄されたハネムーン・リゾートへのアドベンチャー・ツアーというよく分からないものから、孤児施設の裏庭の壁の修理、台風被災者用の仮設住宅へのヒーター提供、ハーレム地区のアフタースクール・プログラムの開設などのコミュニティ支援まで多岐にわたっています。最近は、TEDトークの向こうを張って、Awesomeトークというイベントを始めたとのこと。なかなかユニークな試みです。

このシステム、毎月100ドル出し合って、みんなでわいわい話し合いながら、ニューヨークにとって最も「Awesome」なものは何かを考えて支援していくプロセスに意味があるのでしょう。草の根のささやかな試みですが、未来への可能性を感じさせます。誰か、日本でもこういう試み始めませんか?

http://www.nytimes.com/2015/07/19/nyregion/awesome-foundation-new-york-chapter-invests-in-awesome-ideas.html?_r=0

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