インパクト投資の教育・訓練プログラムの開発

ジョージタウン大学ビークセンターが「イノベーションから実践へ」という報告書を発表しました。報告書は、現在、世界各地で行われているインパクト投資に関連した教育・訓練プログラムを概観した上で、今後、インパクト投資が発展していくために必要な人材育成プログラムの整備について提言しています。

この報告書、ほぼ網羅的に教育・訓練プログラムを調べているという点でも画期的ですが、それ以上に、現在、ウォートンやサイードスクールなどのトップクラスのMBAで行われているプログラムでさえも十分ではないという問題点を指摘している点が重要だと思いました。彼らが分析しているとおり、従来型の金融ファイナンス手法をただ機械的にインパクト投資に適用するだけでは、インパクト投資という複雑なマーケットに参入できないからです。

詳細についてはぜひ報告書をお読み頂きたいと思いますが、その代わりに彼らが提案するのが、ステイクホルダー毎のきめ細かな訓練プログラムの開発と、インパクト投資に固有のスキルをまとめたプログラムの開発です。

日本でもソーシャル・ファイナンスや非営利ファイナンスへの関心が芽生えつつある中、この報告書は重要な示唆を与えてくれると思います。

BEECKCENTER.GEORGETOWN.EDU
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