3.11後の復興支援に取り組む米国NPO:グローバル・ギビング

東日本大震災から2年が経ちました。震災で亡くなられた方々を追悼し、また、被災地で復興に取り組んでいる方々に敬意を表したいと思います。米国でも震災後、多くの方々が被災地への支援を行いました。その中には、中長期的な観点から復興に取り組んでいる団体があります。例えば、グローバル・ギビングは、世界中のNPOがウェブサイト上で ファンド・レイジングを 行うことのできるユニークなプラットフォームですが、代表のマリ・クライシさんは、いち早く震災復興のための特別サイトを立ち上げました。

グローバル・ギビングは、独自のファンドとして日本救援基金を設立し、この2年間に 計49,017名から891,8518ドルの資金を集め、被災地のNPO支援を行っています。これ以外に、27の日本のNPOがこのプラットフォーム上でファンド・レイジング・キャンペーンを行っています。子供・老人・障害者などの社会的弱者支援、コミュニティ再建、社会起業支援、テクノロジーを使った復興支援、福島原発問題の解決等、米国ならではのユニークな切り口を打ち出している点も見逃せません。

東日本大震災の復興には、日本政府も多額の補正予算を組みました。日本のような豊かな国に対して海外から支援する必要があるのかという疑問は米国内にもあります。しかし、政府の支援はインフラ整備や産業支援に重点が置かれがちです。社会的弱者の支援やイノベーション支援にはやはりNPOが必要であり、彼らに対する支援には海外からの支援も必要です。グローバル・ギビングの試みは、日本のNPOが海外からの資金調達を今後行っていくための良き前例としても、また、災害支援における日米協力としても、様々な教訓を与えてくれると思います。

http://www.globalgiving.org/dy/v2/content/countries.html?country=Japan

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3.11後の復興支援に取り組む米国NPO:グローバル・ギビング」への2件のフィードバック

  1. NHK報道局テレビニュース部BSニュース編集長 坪井蘭平

    突然のメール失礼します。NHKBSニュース編集長の坪井と申します。貴団体のご活動を以前から敬意をもって注視してまいりました。実はこのほどNHKBS1で女性の関心に特化したニュース特集を制作することになり、そこで貴団体の倉石代表へのインタビューができないかご相談したいと考えております。女性キャスター3人がニュースを伝え、女性ならではの視点でトークする特集番組で、初回は4月29日22時~、7月まで月一本の4回シリーズで放送予定です。倉石代表はアメリカ在住とうかがっていますが、ご帰国される機会があれば直接、機会がありませんでしたらスカイプ等を通して、7分から10分のインタビューをお願いしたいと考えています。ご検討願えますでしょうか?

  2. NHK報道局テレビニュース部BSニュース編集長

    突然失礼します。NHKBSニュースの編集長、坪井と申します。貴団体の活動には以前から敬服しています。実は、このほどBS1で女性向けに特化したニュース特集を予定しています。さまざまなニュースの中から女性の関心の高いものを選び、3人の女性キャスターを中心にニュースとトークで展開する番組です。ひいては貴団体の倉石代表へのインタビューが可能かどうかうかがいたく、メールいたします。アメリカ在住と聞いておりますが、ご帰国してインタビューを受けていただける余地はありますでしょうか?もしくはスカイプなどを利用したインタビューは可能でしょうか?番組は初回が4月29日午後10時~、7月まで月1本の計4回を予定しています。お返事をいただければ幸いです。

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