インパクト投資のエコシステム・マッピング

米国ミネソタ州の財団協議会が、ツイン・シティにおけるインパクト投資のマッピングを行いました。インパクト投資の資金供給者(政府、金融機関、財団等)、資金仲介団体、資金の受け手(NPO,社会的企業、ソーシャル・ベンチャー等)のつながりが一目で把握できる優れものです。しかも、投資手法別の資金規模(デット、エクイティ・・・)も図示されるため、ツイン・シティのインパクト投資資金の流れが直感的に理解できるようになっています。

これを見ると、インパクト投資が、コミュニティの開発や福祉分野にいかに貢献しているかが分かりますし、また、主要プレーヤーの投資動向も一目で分かります。インパクト投資というと、どうしてもゴールドマンサックスやJPモルガンなどの大手金融機関を考えてしまいますが、その中心はこのようなコミュニティレベルの、目に見える関係の中で進められていることを実感できます。

非常に良く出来たツールですし、コミュニティレベルでどのようにインパクト投資がなされているかを理解するのにも適切なのでぜひご覧下さい。

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