第4セクター:営利と非営利のハイブリッド

社会的企業を育成していく際の課題の一つとして、社会的企業をいかに適正かつ客観的に評価するかというものがあります。社会的企業も企業である以上、投資を呼び込む必要があり、そのためには、第三者による業績・収益・社会的インパクトなどの指標が必要だからです。

こうした観点から、米国では、B-CorpやL3Csなど、非営利と営利を組み合わせたハイブリッドの法人格が州レベルで導入されています。このようなハイブリッド型の法人、およびこれに投資する社会的投資家とサポートする中間団体などを「第四セクター」として包括的にとらえようと言う考え方があります。非営利団体や協同組合などを「第三セクター」とすれば、「第四セクター」は、マーケットメカニズムを積極的に取り入れ、かつ他セクターとの恊働を指向する点に特徴があると言えるでしょう。
「第四セクター」概念を普及しようとしているサイトがあるので、紹介しておきます。資料なども充実しています。

http://www.fourthsector.net

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