フィランソロピーというと、伝統的なイメージとしては、お金持ちが、社会的問題の解決のために寄付金を出す、というものが一般的です。しかし、現代社会では、お金持ちの規模が大きくなりました。これに伴い、フィランソロピーも、これら富裕層の資産運用戦略の一環として捉えられるようになります。
巨額のお金が動くと言うことは、そこにビジネスチャンスが生まれる、ということです。現在、このような富裕層向けの資産運用サービスに、フィランソロピーを加えることは、常識になりつつあります。例えば、シンガポールのWEALTH-Xは、富裕層の資産運用コンサルティングとNPOのファンドレイジングコンサルティングをミックスさせることで、急速に成長しつつあるUHNWの資産を取り込もうとしています。好むと好まざるにかかわらず、NPOセクターへの資金調達を考える際には、こうしたビジネス/サービスをいかに取り込んでいくかを考える必要があります。
http://www.wealthx.com/solutions/not-for-profits/
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