既に多くの方が論じておられますが、米国には、CDFI (Community Development Financial Institution）制度があり、米国政府の認定を受ければ、税制上の優遇措置や財政支援を受けることが出来ます。彼らは、低利・長期の融資をコミュニティビジネスやＮＰＯに提供することで、貧困、失業、福祉などのコミュニティの問題に取り組んでいます。

今年8月、米国政府は、CDFI Fundを通じて、全米210の機関に対し、総額1億8600万ドルのグラントを提供することを発表しました。これは、CDFIの活動促進につながります。日本でもコミュニティを発展させるためにまず必要となるのは資金です。日本のＮＰＯ、協同組合、社会企業、コミュニティビジネスの活動を促進するためには、このような資金供給システムを発展させる必要があることは言うまでもありません。

http://www.cdfifund.gov/news_events/CDFI-2012-29-Treasury_Announces_More_Than_$186_Million_in_Awards_to_Organizations_Serving_Low-Income_and_Native_Communities.asp

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