米国成功報酬債トピック

米国住宅・都市開発省(HUD)と司法省(DOJ)が、ホームレスの再犯予防を目的とした社会復帰のための介護住居パイロットプログラムに、870万ドルを投じると発表しました。資金は、アメリカ版の社会的インパクト債である成功報酬債(Pay for Success Bond)で賄われる予定です。オバマ政権は、最近、ホームレスの解消に向けた省庁横断的な取り組みを推進しており、今回のプログラムはその一環として実施されます。米国各地の7拠点に資金を提供し、それぞれの地域で社会的インパクト債を組成する予定とのこと。成果が出れば、ホームレス対策の新たな政策の柱となることが期待されます。

http://portal.hud.gov/hudportal/HUD?src=%2Fpress%2Fpress_releases_media_advisories%2F2016%2FHUDNo_16-099

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