世界初のブレンディド・ファイナンスのプラットフォームを目指すConvergenceが、新たに2つの取り組みを発表しました。
一つは、インドを対象にした開発インパクト債。母体保護と新生児の死亡率減少を目標に、新たな成果連動型ファイナンス・モデルの構築に乗り出すとのことです。インドでは、既に女子教育分野で財団が開発インパクト債を開始していますが、今回は、開発機関や金融機関からの資金調達を目指すとのこと。
もう一つは、ガーナにおける小規模農家向けのローン・プログラムの開発。信用保証により地元金融機関のローンを拡大し、さらに民間投資機関からの資金調達を促進することで、小規模ココア農家の生産性向上と気候変動へのレジリエンス強化を図るとのこと。
両プロジェクト共に、設計段階ではカナダ政府が資金を出すとのことです。開発協力における新たなファイナンス手法モデルとなるか、注目されます。