Open Forum for CSO Development Effectivenessは、最近、市民社会団体の開発プログラムの 効果を高めるために必要なリソースをまとめたCSO Wikiを立ち上げました。また、これに連動して、市民団体がキャパシティ・ビルディングを行うためのスタンダードなツールとして「実務家活動ガイド」を発表しました。
この「実務家活動ガイド」は、市民社会団体のメンバーが、自分たちでキャパシティ・ビルディングを行っていくための学習ツールとしても、また、ファシリテーターが、地域レベルや全国レベルで市民社会団体のキャパシティ・ビルディングのためのトレーニング・ワークショップを行うときのガイドブックとしても使うことができます。プログラムを通じて、開発に関する8つの原則(人権、男女平等、人々のエンパワーメント、環境、アカウンタビリティ、持続可能な発展の確保等)を学ぶと共に、これを実現するための戦略策定やモニタリングの方法などを習得していくというもの。
参加者が、自分たちの具体的な生活を通じて原則を理解し、組織を変革していくことができるよう、ワークショップのそれぞれのステップが細かく記述されていて、あるテーマにどれだけの時間をかけ、どのようなスタイルでワークショップを進めるか、がとても分かりやすく説明されています。ワークショップのファシリテーターのためのリソースとしても役立ちそうです。ガイドブックは、以下のサイトから無料でダウンロードできます。
http://www.cso-effectiveness.org/IMG/pdf/practitioners_guide_en-2.pdf
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