触媒型フィランソロピー」カテゴリーアーカイブ

クリーブランド財団の触媒型フィランソロピー

コミュニティ財団の革新的試みは西海岸だけではありません。例えば、クリーブランド財団が、貧困と低開発で有名なGreater University Circleを支援するために立ち上げたイニシャチブは、まさに触媒型フィランソロピーの典型例。コミュニティ財団として資金を提供するだけでは、この地域の貧困問題の解決にならないと判断したクリーブランド財団は、クリーブランド市、交通局、現地の大学、病院を巻き込んで連合体を組織してこの問題に取り組みます。 続きを読む

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Catalyst Fund:変革のための「触媒」基金

コミュニティ財団の役割は何でしょうか。もちろん、コミュニティの福祉の向上を基本的な目的にしている訳ですが、「財団」として安定的な基金を持っていることを最大限に活用した独自の貢献が求められます。 続きを読む

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「Catalytic Philanthropy:恊働を生み出す触媒としての財団」

Collective Impactを達成するためには、ネットワークを支える事務局が必要です。では、その事務局は、誰が担うのか?ネットワークの重要性はみんな認識していても、いざ、事務局を担うとなると、その経費を誰が負担するのか、という問題に必ず行き当たります。残念ながら、近年、多くの財団は、プロジェクトにお金を出しても、中間団体やネットワークにはなかなか支援をしたがりません。皮肉なことに、財団がインパクトを追求すればするほど、具体的なプロジェクトに固執し、結果的に、ネットワークを通じた社会的インパクトの達成が困難になる、という事態が生じています。 続きを読む

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