「Catalytic Philanthropy:恊働を生み出す触媒としての財団」

Collective Impactを達成するためには、ネットワークを支える事務局が必要です。では、その事務局は、誰が担うのか?ネットワークの重要性はみんな認識していても、いざ、事務局を担うとなると、その経費を誰が負担するのか、という問題に必ず行き当たります。残念ながら、近年、多くの財団は、プロジェクトにお金を出しても、中間団体やネットワークにはなかなか支援をしたがりません。皮肉なことに、財団がインパクトを追求すればするほど、具体的なプロジェクトに固執し、結果的に、ネットワークを通じた社会的インパクトの達成が困難になる、という事態が生じています。

この問題を解消しようと、FSGが提唱しているのが、Catalytic Philanthropy(触媒としてのフィランソロピー)というコンセプト。有権者や株主の顔色を伺わないで、中長期的な観点から支援を行うことが出来る財団こそが、こうした触媒の役割を担うという議論です。詳しくは以下をご覧下さい。

http://www.fsg.org/tabid/191/ArticleId/18/Default.aspx?srpush=true

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