世田谷区で「空家・空室活用フォーラム」が開催されるという記事に触発されて、一つ、事例紹介です。既に日本でも紹介されて有名になりましたが、ニューヨークのCommon Groundは、ホームレスへのシェルター提供を商業ビルの再活用を通じて実現しようというユニークなプロジェクト。ビルに店舗を設けて、そこからの収入をホームレス支援に当てたり、ホームレスへの雇用支援にあてたりと、ビジネス的なアプローチを行っています。
湯浅さんが「反貧困」で論じておられるように、ホームレスやネットカフェ難民から脱却する最初のステップは、定住先を確保すること。ニューヨークでは、市も一般住宅の部屋を借り上げてシェルターに当てるなどの支援も行っています。この分野でも、行政とNPOとビジネスが協働出来る可能性はたくさんありそうですね。
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