カナダ・キューベックで社会的経済基本法が成立

ソーシャル・エコノミーの話題をもう一つ。Reliessの資料によると、カナダのキューベックで社会的経済に関する基本法が成立したとのことです。協同組合、互助組合、非営利団体などからなる社会的経済を促進していくために、社会的経済と政府の対話・調整機構を確立し、これに基づいて政府が支援策を講じるというもの。今後、この法律に基づいて中長期的なアクション・プランが作られると言うことです。

Reliessのサイトを見ると、欧州、カナダ・中南米、アフリカでも同様に法律策定が進められているとのこと。次はフランスが制定するようです。英米が新自由主義の影響下で社会的インパクト投資や社会的企業などマーケット主導型の改革を進めている一方、よりコミュニティに即した形で社会的経済や連帯経済が他の地域で進められていることを私達はフォローしていく必要がありそうです。

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