今年は、世界初のコミュニティ財団であるクリーブランド財団が設立されて100年目の記念すべき年です。
コミュニティ財団は、コミュニティのニーズに即した事業を展開し、市民の寄附の受け皿としてコミュニティの福祉の増進に寄与しています。さらに、デトロイトなどの財政破綻や人口流出による荒廃などに苦しむ都市では、セクター間の協働を組織し、外部からの資金を得てコミュニティの再生をリードする重要なプレイヤーともなっています。
米国財団協議会は、CF100というキャンペーンを行うことで、コミュニティ財団が発展した過去100年を振り返り、これから100年の可能性を展望しようとしています。日本でも、市民ファンドやコミュニティ基金という形で、コミュニティ財団への関心は高まりつつあります。これは、要チェックのキャンペーンになりそうですね。