「自覚的な資本主義」

時々、資本主義は悪か?と自問してみます。確かに現代の資本主義社会には、問題が山積しています。でも、資本がなければ、雇用の創出も、イノベーションも、開発も出来ません。問題は、一握りの資本家・企業による、外部経済を顧みない利益の極大化にあります。たぶん、回答は、資本主義を否定することではなく、資本をいかに「ソーシャル」なものに変えていくか、という点にあります。こんなことを考えていたら、「自覚的な資本主義」という組織を発見しました。企業CEOを対象に、「社会に役立つ資本主義」の啓蒙活動を行っているようです。面白いですね。でも、考えてみたら、日本は「三方良し」を江戸時代から実践していたと言う点で、「自覚的な資本主義」の先駆者なのかもしれません。
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