スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(SSIR)の最新の記事によると、グリーンボンドは、現在、インキュベーション段階、初期適用段階を経て、「高揚段階(Excitement Stage)」に入りつつあると言うことです。
2007年前後に世銀、欧州投資銀行などが開発したグリーン債ですが、転機となったのは、先日、シェアした小山さんの記事が指摘しているとおり、世銀が2014年に大幅に投資を拡大したため。2013年の投資を3倍に増やし、17通貨で100のグリーン債を発行したことが大きかったようです。
記事は、2016年までにグリーン債の発行は1000億ドルに達するかもしれないとしつつ、主流化のためにはグリーン債の標準化や流動性の確保が課題としています。SDGsの達成にも深く関わる環境面での資金調達、今後の発展に注目です。もちろん、日本の金融機関のコミットについても、です。
http://ssir.org/…/e…/how_green_bonds_will_become_mainstream…