Do Something.org:10代の若者向けアクション・キャンペーン

ソーシャルメディアの普及は、社会運動のキャンペーンのスタイルを根本的に変えました。フェイスブックやツイッターを駆使すれば、全国レベルでのキャンペーンを気軽に始めることが出来るようになりました。これをフルに活用して、10代の若者の社会参加を推進しているのがDo Something.org。過去1年間に220万人がキャンペーンに参加。会員数は100万人以上で、50万人以上が定期購読しており、2011年だけで1万5千人が寄附したという大型サイトです。

サイトでは、災害支援から、差別、環境、人権、貧困、ホームレスなどの様々なイシュー毎に、基本リソースやアクションの起こし方が説明されています。これを踏まえて、10代の若者達がファンドレイジングやアドボカシーキャンペーンを立ち上げれば、これをサポートするためのスカラシップも用意されています。また、キャンペーンの内容もユニーク。一人50個の空き缶を集めてリサイクルし、その収入を寄付しようとか、学校のいじめの問題を共有しこれに立ち向かおうとか、自分たちの身の回りの問題を自分たちの力で解決しようというキャンペーンが展開されています。

ソーシャルメディアを駆使し、社会的問題に自覚的な若者を10代から社会運動に巻き込んでいくことで、市民参加を促進していこうというユニークな取り組みです。

http://www.dosomething.org

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