助成財団の戦略形成

Strategic Learningのような戦略と評価をリアルタイムにリンクさせようという試みは、現在のアメリカで実験的に試みられているものです。コミュニティレベルで、比較的、ステイクホルダー間の合意が得やすいケースには適合的ですが、開発協力のように、規模が大きく、また様々な利害が錯綜する分野では、適用が難しいというのが実態でしょう。こういう分野では、やはり、最低でも3〜5年の中期的な視野に立って、リサーチ〜目標設定〜戦略形成〜評価というプロジェクトサイクルに基づいて事業を着実に実施するという伝統的なスタイルが合っていると思われます。

米国の財団では、このような戦略的アプローチがほぼ確立しています。例えば、ヒューレット財団は、「科学的」アプローチで有名ですが、財団が独自に開発した「成果志向型グラントメイキング」は、ほぼすべての助成財団が見習うべき洞察に満ちた、包括的な戦略形成手法だと言えると思います。ヒューレットは、これをウェブサイト上に公開することで、普及を目指しています。

http://www.hewlett.org/what-we-re-learning/our-approach-to-philanthropy

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