6月のG8サミットにおける社会的インパクト投資フォーラムを踏まえ、オバマ政権も社会的インパクト投資の促進に向け、支援を本格化しました。
ホワイトハウスの発表によると、G8サミットを機に、米国政府はNational Impact Initiative (NII)を立ち上げ、国際開発協力と国内経済成長の両分野において、インパクト投資を政策に組み込むことを決定しました。これに伴い、オバマ政権は、新たに以下のイニシャチブを開始しました。
1)Global Development Innovation Ventures (GDIV)
USAIDと英国開発省の共同プロジェクトとして開発協力に従事する社会的企業やインパクト投資団体への支援を強化
2)Small Business Investment Company (SBIC) Early Stage Fund
中小企業向け投資会社がスタートアップの社会企業に対して行っている投資を1.5億ドルから2億ドルに増額。また、対象に農村地域のコミュニティ・ビジネスを加える。
さらに、オバマ政権は、今後、このイニシャチブの一環として、インパクト投資への誘因強化、インパクト投資促進のための法整備、インパクト投資基準・透明性の強化と普及啓蒙活動の強化、民間投資団体や各種利害関係者の積極的な関与の推進等を行う予定とのことです。詳細については、以下のサイトをご覧下さい。
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