今週のニューヨークは世界各国の要人が国連総会に出席するために集結する一週間です。また、毎年恒例になりましたが、クリントン元大統領がクリントン・グローバル・イニシャチブ（CGI）の年次総会を開催する時期でもあります。

CGIの今年のテーマは、「インパクトのための動員」で、インパクトを達成するために、資源、資金、ネットワーク、人材をいかに動員するかが検討されます。取り上げられているテーマは多様ですが、今年からクリントン財団の経営にヒラリーとチェルシーがより積極的に参加し始めたためか、女性に関連したテーマが目につきます。ヒラリー自身も、「世界経済における女性のリーダーシップ」をテーマにしたセッションのモデレーターを務める予定。確かに、IMFのルガード専務理事とドイツのメルケル首相が大きな影響力を持ち、来年から連邦準備銀行総裁にイェレン女史が就任すれば、世界経済は女性指導者によって運営されるようになると行っても過言ではないでしょう。テーマ的にも面白いと思います。

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