NGOのための企業向けファンド・レイジングの6つの秘訣

世界経済フォーラムのブログに、NGOが企業に対してファンド・レイジングを行う際に気をつけなければならない6つの秘訣という記事が掲載されました。なかかなツボを押さえていると思います。

1.企業の関心事項に即して話す。
最初の会合では、自分の組織の活動について演説するよりも、むしろ企業側の戦略について耳を傾け、最後の10分で、その企業の戦略達成に自分たちの活動がどれだけ貢献できるかをプレゼンする。そして、すぐに次の会合を依頼する。

2.自分のターゲットを知る。
どこに自分が求めている資金があるかを考えること。財団なのか企業なのか、企業であればどの業種でどの部門なのか。必ずしもCSR部門だけをターゲットにする必要はない。

3.Noと言われてもこれを最終決定と考えないこと
仮に最初の会合でNoと言われても落胆することはない。担当者が替わるかも知れないし、企業の方針が変わるかも知れない。同じ企業の他の部門に理解者がいるかも知れない。Noと言われてもそこで関係を絶たず、コンタクトを続けて再度トライしてみること。

4.理事会に働いてもらう
理事会のメンバーに、漫然と「ファンド・レイジングをしてほしい」と頼んでも意味がない。明確なタスクと締め切りを設定し、これをフォローすること。

5.創造的になること
企業は寄附やフィランソロピーに対して何らかの対価を求めている。企業の役員が、寄附をして良かったと思えるような仕掛けをすること。お礼のメールを送り続けるのではなく、例えば、他の企業寄附者とのネットワーキング会合に招待するなど、知恵を絞ること。

6.企業内にネットワークを構築すること
鍵となるコンタクトパーソンを通じて、出来る限り企業内にネットワークを作ること。そうすれば、キーパーソンが異動しても、寄附を受け続けることが出来るかも知れない。

いかがでしょう。実践的だと思いませんか。日本でも参考になりそうです。

http://forumblog.org/2013/09/six-corporate-fundraising-tips-for-ngos/

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