企業の社会貢献活動のあり方はどんどん多様化しています。企業財団設立、企業フィランソロピー、従業員ボランティアという従来型の手法に加え、現在は、企業の社会的投資、イノベーション支援、他セクターとの協働など多様な手法が発展しています。つい最近、一部の先駆的な企業が実践しているこれら新手法を自社でも開始したいと考えている企業担当者のための実践ガイドが公開されました。 続きを読む
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海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊
世界トップ企業の社会貢献の現状
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JPモーガンチェイスが2億5千万ドルで若者就業支援プログラムを立ち上げ
JPモーガンチェイスの発表によると、同社は、2億5千万ドルの予算で今後5年間にグローバル・エコノミック・オポチュニティ・イニシャチブを立ち上げるとのことです。イニシャチブは、米国と欧州の主要都市を対象に、若者の雇用ギャップを調査し、これを埋めるためにNPOと共同で若者向けの雇用訓練を行うとのこと。毎年5千万ドル(日本円で50億円)という巨額の資金は前代未聞の企業フィランソロピーです。さすがに私も数字をチェックし、さらに社会的投資の要素が含まれていないかを確認したのですが、発表を見る限り、純粋にグラントとして出すようです。これが事実ならものすごいプログラムになりそうです。来年の4月には詳細が発表されるとのこと。今後の展開に期待したいと思います。 続きを読む
Share Mebyゴールドマンサックスがデトロイト向け支援プログラム立ち上げ
NGOのための企業向けファンド・レイジングの6つの秘訣
USAIDとスターバックスがコロンビアの中小農家支援でパートナーシップ締結
CECPが2013年版の企業寄附トレンド報告を発表!
インドで企業フィランソロピーが法制化
最近、CSRに関する法律が制定されて話題になったインドですが、今度は、企業フィランソロピーを義務づける法律を制定したそうです。報道によると、年間利潤が7800万ドルを超える企業は、少なくと収益の2%をコミュニティ開発に使うことを義務づけるとのこと。米国では、銀行が一定の割合をコミュニティに投資することを義務づけるコミュニティ再投資法がありますが、企業フィランソロピーを義務づけるのは世界でも珍しいと思います。これは物議を醸しそうですね。インド企業は、経済の発展を損ね、腐敗・汚職を増大させるだけだと反発しているそうです。これも今後どうなるか、少しウォッチする必要がありそうですね。