共同ファンディング」カテゴリーアーカイブ

オープン・フィランソロピー・プロジェクトの挑戦

フィランソロピーの世界にも集合的インパクトを志向する動きが強まっています。例えば、米国財団センターの様々なオンライン・プラットフォームは、情報共有とマッピングを通じてフィランソロピー界の協働を促進しようとしています。しかし、情報提供だけではなかなか協働にまで結びつけることは出来ません。さらに一歩踏み込んだ仕掛けが必要です。 続きを読む

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集合的インパクト成功の秘訣:同性婚権利獲得運動の事例から

日本でも集合的インパクトに関心が集まっています。セクターを超えた多様な組織が、目標と評価基準を共有してインパクト達成を目指すこの手法、FSGが定式化して国際フォーラムも立ち上がっていますが、その形態は多様です。アドボカシー活動も加えると、その範囲はさらに広がります。 続きを読む

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貧困問題に取り組む社会的インパクト投資ファンド立ち上げ

90年代から、社会的インパクト投資を通じて都市の格差・貧困問題に取り組んできたリビング・シティズが、最近、3100万ドル相当のブレンディド・キャピタル・ファンドを設立しました。社会的インパクト投資を通じた貧困・格差問題への新たなアプローチとして注目されます。 続きを読む

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海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊

この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む

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公益分野でのデジタル技術活用を加速させるプラットフォーム

デジタル技術を公益分野で活用するための様々な試みが始まっています。代表的な例としてはCode for Japanの活動があります。被災者支援やコミュニティ開発などに役立つアプリの開発を行う非営利組織です。また、最近、注目が高まっているFinTechの分野でも、金融包摂を目指した製品・サービスの開発が始まっています。スマートフォンが普及し、安価できめの細かいサービスが双方向で可能となったため、デジタル技術は公益セクターに革命的な変化をもたらすことが期待されます。 続きを読む

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さらに進化を遂げる米国の共同ファンディング枠組み

90年代以降、米国の助成財団は戦略的グラント・メイキングに乗り出し、その手法は国際的な潮流となります。さらに、米国の財団は、インパクトの拡大を求めて、触媒型フィランソロピーや共同ファンディングなど、様々な手法を開発していきます。 続きを読む

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集合的インパクトの新展開

この情報ボックスでも何度も取り上げている集合的インパクト(CI: Collective Impact)。説明するまでもなく、FSGのマーク・クレマーがスタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(SSIR)で提案した考え方で、様々なステイクホルダーが共通の評価指標に基づいて最大限のインパクトを発揮するという枠組みで、大きな注目を集めました。 続きを読む

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毎月100ドルで世界を変えるグローバルネットワーク

ニューヨークタイムズがAwesome財団のニューヨーク支部の活動をレポートしています。Awesome財団というのは、2009年にボストンから始まったグローバルなフィランソロピー・ネットワークです。でも、スーパーリッチの集団ではありません。普通の人たちの集まりです。仕組みは簡単。毎月100ドルを寄附できる理事会メンバー(Trusteeと呼んでいます)を最低10名集めて登録すれば、財団の支部を作ることが出来ます。そして、毎月、1000ドルのグラントをAwesomeなプロジェクトに寄附する。それだけです。Awesomeというのは「素晴らしい」とか「凄い」という意味。もちろん、何がAwesomeなのかを決めるのは、各支部の理事たちです。 続きを読む

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オープン・ソサエティ財団の集合的インパクト・アプローチ

資産家のソロス氏が立ち上げたオープン・ソサエティ財団は、社会正義や経済的公平に焦点をあてたユニークな取り組みが特徴です。同財団が2013年に立ち上げたオープン・スペース・イニシャチブはその最新のモデルになりそうです。 続きを読む

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