社会的証券取引所」カテゴリーアーカイブ

英国社会的証券取引が地方に展開

英国社会的証券取引所が、リバプール市とウィラル市に地方出先機関を開設することを発表しました。12ヶ月のパイロット事業として実施し、うまくいけば恒常的な施設にするとのこと。社会的証券取引所は、既にサウス・ウェストに出先機関を開設していますが、今後、地域の社会的企業に対するファイナンスを強化しそうです。 続きを読む

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英国チャリティ・エイド財団が個人向けチャリティ債を発行

英国を代表する寄付プラットフォームの一つであるチャリティ・エイド財団が、個人向けのチャリティ債を発行しました。このチャリティ債、高い人気を集めてわずか1週間で2000万ポンド(約30億円相当)を調達し、当初予定よりも早く募集を締め切ったことで話題を集めています。これを機に、NPO債の発行を通じて資金調達を行う手法が加速しそうです。 続きを読む

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世界のソーシャル・ファイナンスの最新動向と日本での可能性

世界のソーシャル・ファイナンスは、日々、変化していきます。これは、たとえば、社会的インパクト債があっという間に世界中に拡がり、今では日本でもSIBと言えば通じてしまうようになったことから見ても明らかです。海外の動向が日本に導入されるまでのタイムラグはますます短くなりつつあります。 続きを読む

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海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊

この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む

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インパクト・インフラストラクチャーに向けて:CIIXの挑戦

公共事業は、一国の経済・社会の基盤を提供します。水資源の管理、エネルギーの生産・供給、運輸、住居、その他社会・公益インフラは、我々の経済と社会を支える根幹です。従来、これは政府資金(補助金、政策金融)が中心的な役割を果たしてきました。しかし、主要先進諸国において政府財政が逼迫してくるに伴い、政府主導には限界が出てきました。日本でも、新たなインフラ整備はおろか、インフラの維持の費用さえ覚束なくなりつつあります。他方、公益性の高いインフラ事業を完全に民営化することには大きなリスクが伴います。 続きを読む

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IIXがインパクト・フォーラム2014を開催

この情報ボックスでもたびたび紹介しているIIX Asia (Impact Investing Exchange Asia)が、今年の6月12日から13日までシンガポールでインパクト・フォーラム2014を開催します。テーマは、「ニッチからマスへ」。「メインストリーム」という使い古された言葉ではなく、あえて「マス(大衆)」という言葉を使っているところに、IIXの独自さを感じさせます。 続きを読む

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Shujogがインパクト評価の資格認定コースを立ち上げ

もう一つ、インパクト関係の教育プログラムを紹介します。シンガポール社会的証券取引を推進しているIIXアジアの姉妹団体であるShuojogがインパクト評価の資格認定コースを立ち上げました。3つのモジュールからなり、講義と実践を組み合わせて資格認定をしていくというプログラムです。 続きを読む

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カナダで初の社会的証券取引所立ち上げ

カナダの社会的インパクト投資マース・センターがソーシャル・ベンチャー・エクスチェンジ(SVX)という社会的企業家専門の社会的証券取引所を立ち上げました。ローカルなものですが、オンタリオ州証券取引委員会の認可を得たディーラーとして、公式に証券取引が出来るという点で画期的な仕組みになりそうです。 続きを読む

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アメリカに浸透しつつある社会的インパクト投資

NYタイムズが、米国の社会的インパクト投資に関する記事を掲載しました。

9月にJPモーガンチェスがゲーツ財団と組んで四大感染症予防のために9400万ドルの投資ファンドを立ち上げ、最近は、ゴールドマンサックスが2.5億ドルの社会的インパクト投資の立ち上げを発表し、さらにモーガンスタンレーが100億ドルのインパクト投資プラットフォームを今後5年間に設立すると表明するなど、今年は立て続けに主流金融機関が社会的インパクト投資へのコミットメントを表明しました。もちろん、背景には、オバマ政権が成功報酬債権という社会的インパクト債権の導入を決定し、ゴールドマンサックスなどが関わってニューヨークでもプロジェクトが立ち上がったことがあります。 続きを読む

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コミュニティ・シェアズ:コミュニティ・ビジネスの資金をコミュニティ自身で調達する新たな仕組み

社会的企業であれ、コミュニティ・ビジネスであれ、どんなに良いアイディアがあって、どんなにそのアイディアがコミュニティのニーズに応えていても、立ち上げ資金がなければ始まりません。しかし、コミュニティ・ビジネスというと、普通の銀行はなかなか融資に応じてくれませんし、仮に応じたとしても、担保を取られたり、リスクが高いからと言って高い金利を設定されたりしてしまいます。さらに言えば、コミュニティ・ビジネスの場合、ニッチの市場を相手にしているため、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかりますが、こうしたニーズにも普通の融資は対応していません。 続きを読む

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