ベンチャー・フィランソロピー」カテゴリーアーカイブ

アート界におけるベンチャー・フィランソロピーを考える

少し前の記事ですが、インサイド・フィランソロピー誌がアート・バーゼルにおけるベンチャー・フィランソロピーに関するセッションを紹介しています。アートの世界にも拡大しつつあるベンチャー・フィランソロピーについて、ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザー理事長やクリエイティブ・キャピタル財団会長などが議論するという贅沢な企画だったようです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

米国の大型ベンチャー・フィランソロピー財団

米国のDraper Richards Kaplan財団が、第三期のベンチャー・フィランソロピー支援募集を開始しました。総額6500万ドル(約65億円)、米国を拠点にグローバルな活動を展開する非営利社会的企業に対し、3年間で30万ドルのグラントを出す予定です。同財団は2002年に1400万ドル、2011年に3200万ドルの資金提供を行っており、こうした実績を踏まえ、第三期は助成額を倍増させました。成果が期待されます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

AVPNがベンチャー・フィランソロピーに関する新ガイドを公開

アジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワーク(AVPN)が、新たに3つのガイドブックを公開しました。すべて、ベンチャー・フィランソロピーを進める上で欠かせないものばかり。この分野では、欧州ベンチャー・フィランソロピー協会(EVPA)が先行していますが、AVPNのガイドは、豊富なケース・スタディとアジアの主要団体の情報を掲載することでユニークなものに仕上がっています。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊

この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ベンチャー・フィランソロピーと社会的投資ガイドの決定版登場

欧州ベンチャー・フィランソロピー協会(EVPA: European Venture Philanthropy Association)が「ベンチャー・フィランソロピーと社会的インパクト投資の実践ガイド」を刊行しました。おそらくこの報告書、現時点で入手できる最良の実践的なガイドとして、今後、ベンチャー・フィランソロピーや社会的インパクト投資を始めたいと思っている人達のスタンダードなガイドブックになると思われます。この分野に関心のある方は、必読です。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ベンチャー・フィランソロピーの非財務支援実用ガイド

欧州ベンチャー・フィランソロピー協会が、最近出した「非財務支援を通じた価値付与のための実用ガイド」は、欧州ベンチャー・フィランソロピー協会が過去10数年間にわたり蓄積してきた非財務支援のマネージノウハウをすべて集約した画期的なもので、ぜひ広く読まれてほしいガイドです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

企業社会的インパクト戦略の新たな展開

企業の社会貢献戦略も発展しつつあります。従来型のリスク・コントロールを中心としたCSRから、より本業に即したバリュー・チェーン創出型のCSVへという動きが本格化しつつあります。また、これに応える形で、非営利セクターと企業の協働も進化しています。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

開発協力におけるベンチャー・フィランソロピー

OECDのnetFWD(開発協力に従事する助成財団ネットワーク)が、ロックフェラー財団と共同で「開発協力におけるベンチャー・フィランソロピーの役割:より大きなインパクト追求のためのダイナミックス、課題そして教訓」という報告書を2月25日に公開するとのことです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

アジアで拡大するギビング・サークル運動

ギビング・サークルというのは、個人が集まって資金を出し合い、特定の目的のための寄附を行うという仕組みです。米国では、コミュニティ財団やコンサルティング団体がホストになり、こういうサークルを組織しています。もちろん、完全にコミュニティの仲間同士による自発的なギビング・サークルというのもあります。例えば、ニューヨークのアジア女性ギビング・サークルは、ニューヨークで働くアジア系アメリカ人女性のミッドキャリアが集まり、同じニューヨークのアジア系女性の支援を行うための寄附を行っています。これ以外にも、大学や都市、エスニックグループなどの仲間が集まって、様々なギビング・サークル活動が展開されています。一人あたりの寄付額は少なくとも、50人とか100人とかの人間が集まれば、インパクトを持った支援を行うことが可能だというのが魅力の一つです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

欧州共同体が社会的企業向け基金の認証制度を開始

欧州ベンチャー・フィランソロピー協会の記事によると、欧州議会は今年3月、社会的企業などのソーシャル・セクターに対して投資するファンドに対する欧州共通認証制度を可決したとのことです。これは、欧州社会的企業向け基金法(EuSEF)と呼ばれ、一定の要件を満たしたファンド・マネージャーに与えられるとのこと。ファンド・マネージャーがこの認証を受けると、欧州域内で国境を越えた資金調達が容易になるというシステムです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather