企業の社会貢献」カテゴリーアーカイブ

社会的インパクト投資:OECDレポート

OECDの開発援助委員会の新しい報告書「Development Co-operation Report 2016: the Sustainable Development Goals as Business Opportunities」は、開発協力におけるビジネス参加を論じています。BOPビジネスやブレンディド・ファイナンスと並んで、社会的インパクト投資も重要なツールと位置づけられました。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

ブレイクスルー・イノベーション

国連グローバル・コンパクトが、「ブレイクスルー・イノベーション」という新たなプラットフォームを立ち上げました。今後、国連持続可能開発目標(SDGs)とパリ気候変動協定の達成に役立つイノベーションの情報をこのプラットフォーム上で共有し、グローバル・コンパクト参加企業につないでいくことで、民間資金を活用したイノベーションの推進に取り組むと言うことです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

個人から始める企業の社会貢献「実践ガイド」

企業の社会貢献活動のあり方はどんどん多様化しています。企業財団設立、企業フィランソロピー、従業員ボランティアという従来型の手法に加え、現在は、企業の社会的投資、イノベーション支援、他セクターとの協働など多様な手法が発展しています。つい最近、一部の先駆的な企業が実践しているこれら新手法を自社でも開始したいと考えている企業担当者のための実践ガイドが公開されました。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

NatWest SE100がソーシャル・ビジネス・クラブを立ち上げ

英国でソーシャル・ビジネス専門のインデックスSE100を運営しているNatWest銀行が、新たにソーシャル・ビジネス・クラブを立ち上げました。これにより、NatWest銀行は、ソーシャル・ビジネス支援を一層強化する予定とのこと。金融機関によるソーシャル・ビジネス支援のモデルケースとして注目されます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

大企業の社会的購入を通じた社会的企業支援キャンペーン!

Social Enterprise UK(SEUK)が、Buy Social Corporate Challengeというユニークな試みを開始しました。この試み、大企業がCSRの一環として、英国内の社会的企業からの商品・サービスの調達を増やそうというもの。2020年までに10億ポンド(約1600億円)の購入を目標にしています。社会的企業を、社会的投資による資金提供面だけでなく、社会的購入を通じた需要面でも支援しようという試みとして注目されます。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

韓国で発展するソーシャル・イノベーションのエコシステム

社会的インパクトの波は確実にアジアにも広がっています。お隣の韓国は、いち早く社会的企業法を制定し、社会的インパクト債も立ち上げるなど、官民共に、ソーシャル・イノベーションの推進に取り組んでいます。もちろん、その背景には、OECD入りを果たした後に経済が低迷し、若年層を中心に大量の失業者がいるという現実があります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

海外におけるソーシャル・ファイナンスの最新動向を知る一冊

この情報ボックスの主なテーマの一つは、社会的インパクト投資や社会的インパクト債など、スケールやインパクトを志向するソーシャル・セクター団体をターゲットとしたソーシャル・ファイナンスの最新動向を紹介することです。この情報ボックスを開始したのは、私が2012年にジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所で客員研究員として滞在している際、海外で急速に拡大しつつある新たな手法をぜひ日本の方々に広く知っていただきたいと考えたからです。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

社会的インパクト投資の2016年のビッグチャンス

G8社会的インパクト投資フォーラムの基礎資料となった「社会的インパクトを投資可能にする」(https://www.spf.org/publication/detail_15838.html)の著者マクシミリアン・マーチンが、2016年に社会的インパクト投資が発展する可能性のある4領域についての論考を発表しました。彼は、「インパクト・エコノミー」という考え方を提唱していて、非常に視野の広い議論を展開する人なので、なかなか説得力のある議論を展開しています。おそらく、社会的インパクト投資が今後大きく伸びる分野はこの4つになるでしょう。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

グローバルに広がるShared Value Initiative

CSRからCSV (Creating Shared Value)へ、というスローガンを掲げて立ち上げられたSVI (Shared Value Initiative)が、活動を活発化させています。2015年にはサミットを開催し、さらにコンサルタント向けのトレーニング・プログラムも始まりました。グローバルな企業が、そのリソースを活用して社会に貢献していくというビジネス・モデルは、ますますその存在感を高めつつあります。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

低所得者向け医療福祉サービスを対象としたインパクト投資基金

社会的インパクト投資というと、どうしても先進的なテクノロジーを活用した社会的企業のスケールアップに対する投資をイメージしてしまいます。しかし、本来、「社会的インパクト」というのは、「一定の介入措置を通じてコミュニティに肯定的な変容をもたらす」ことを意味しているわけですから、必ずしもイノベーションの領域に特化する必要はありません。 続きを読む

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather