欧州ベンチャー・フィランソロピー協会の記事によると、欧州議会は今年3月、社会的企業などのソーシャル・セクターに対して投資するファンドに対する欧州共通認証制度を可決したとのことです。これは、欧州社会的企業向け基金法(EuSEF)と呼ばれ、一定の要件を満たしたファンド・マネージャーに与えられるとのこと。ファンド・マネージャーがこの認証を受けると、欧州域内で国境を越えた資金調達が容易になるというシステムです。
以前にこの情報ボックスで紹介したとおり、欧州共同体は、助成財団の欧州域内での国境を越えた活動を支援するために欧州財団法も可決しています。今回のEuSEFにより、社会的企業への投資も欧州域内で自由に行うことが出来るようになり、ソーシャル・セクターへの資金投入がより活発化することが期待されます。
http://evpa.eu.com/wp-content/uploads/2013/07/Summary-of-EuSEF-and-AIFMD.pdf
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