JPモーガンのプレスリリースによると、同社はゲーツ財団他とのパートナーシップにより、グローバル・ヘルス投資基金を設立したとのことです。総額9400万ドルにのぼる基金は、グローバル・ヘルス分野に関する医薬品や治療法開発のための投資にあてられるとのこと。詳細は不明ですが、単なる財務収益だけでなく、社会的投資収益を加味したリターン計算がなされるとのことです。また、言うまでもなく、メザニン型の証券を設定することで、リスクの分割を図っています。
社会的投資の分野では、現在、国際開発債権の導入が議論されていますが、これに先駆ける形でまず財団資金と民間投資資金を組み合わせた形での投資資金が先行しそうですね。今後、様々な分野で同様の取り組みが広がりそうです。
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