ソーシャル・イノベーションの原動力について考えていて、アキュメンファンドの創設者ジャクリーン・ノヴォグラッツの「ブルー・セーター」をぱらぱらと読み返してみました。やはり、この本にはいろいろと有益なヒントがあります。
一つは、現場の力を信じること。彼女がアキュメンファンドを立ち上げるまでにアフリカで経験した様々な経験なしに、イノベーションは生まれなかったでしょう。そこには、当然、人との出会いも含まれます。
でも、それ以上に大切なのは、「世界がつながっている(Connected)」という感覚なのかもしれません。彼女が、「チャリティに寄附した古いセーターに、アフリカで再会する」物語にあれほどこだわるのは、このセーターが象徴している「つながっている」という感覚が、彼女のすべてのプロジェクトの基礎にあるからだと思います。逆に言えば、どれほど知識やスキルを持っていても、そういう根っこがなければ、イノベーションを現実化することは難しいのでしょうね。(自戒を込めて。。。)
http://www.acumenfund.org/bluesweater/
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