米国における政府予算透明性確保の試み

日本では、東日本大震災復興支援予算の「流用」問題が論じられているようですね。私は、こういう問題は、官僚や政治家の自助努力では決して解決されず、唯一の解決方法は、政府予算の使途の透明性を高め、説明責任を制度化することだと考えています。

これに関連し、米国では、2006年に連邦政府支出に関する説明責任と透明性確保法(The Federal Funding Accountability and Transparency Act)が制定され、ウェブサイト上で、連邦政府資金の受け手をデータベースとして公開しています。これだけすべての情報がリアルタイムで公開されれば、今回のような「流用」は難しくなります。日本でも検討すべき制度だと思います。

http://www.usaspending.gov

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。