オバマ政権の市民社会関係プログラムのもう一つの柱がボランティアの促進。オバマ大統領が、就任後、すぐに取り組んだのが、アメリコープスとシニアコープスの2つのプログラムを通じたボランティア促進予算の拡充でした。
例えば、学生であれば、NPOを通じて貧困コミュニティの学校に行って教えたりチューターを行う。シニアであれば、やはりNPOを通じて貧困コミュニティの子供達のアドバイスや恵まれない人の介護サービスに従事してもらう。その「報酬」として、例えば、学生の公立大学の授業料の一部をサポートする。
ボランティアをただ促進するだけでなく、資金をNPOに投じることでキャパシティ・ビルディングを行い、ボランティアを活用することで政府のコミュニティ・サービス予算を削減する、という戦略は、やはりオバマ政権ならではの市民社会政策理念だと思います。
http://www.nationalservice.gov/about/programs/index.asp
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