ついに日本にもポケモンGoが登場しました。テレビでも報道されていますし、我が家の近所でも、ご両親と一緒にポケモン探しをしているお子さんの姿をちらほら見かけます。先日もご紹介したとおり、米国の非営利セクターは、早速ポケモンGoの活用に乗り出しています。デューク大学社会的企業促進センターが、今までの米国の主要非営利団体の取り組みをまとめましたので紹介しておきます。
1.博物館・美術館・自然公園・動物園等での集客マーケティング
⇒全米各地の非営利施設では、自分たちの敷地内にどんなポケモンがいるかをソーシャル・メディアで積極的に配信して集客を図っています。
2.プレーヤーの教育
⇒一部の自然公園などでは、ポケモン目当てで訪れた客を対象にガイド・ツアーを企画し、ポケモン・ハントしながら自然について学ぶことが出来る事業を展開しています。
3.ファンド・レイジングに利用
⇒チャリティ・マイルズは、ポケモン・ハントと組み合わせて、歩いた距離だけ寄付できるファンド・レイジング・キャンペーンを行っています。また、ある野球チームはホーム・スタジアムを開放して敷地内でのポケモン・ハントを認める代わりに寄付を募っています。
4.ボランティア募集に利用
⇒あるフードバンクは、ボランティア活動の最後に、参加者がポケジムで対戦できるイベントを組み込むことで、ボランティア募集を行っています。あるアニマル・シェルターは、ポケモン・ハントと組み合わせてアニマル・シェルター犬の散歩ボランティアを募っています。
いかがでしょう?ポケモンGoのブームがどこまで続くか分かりませんが、このシステム、非営利セクターの広報・資金調達・ボランティア募集にも色々と活用できそうですね。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
https://centers.fuqua.duke.edu/…/14/pokemon-for-social-imp…/