モバイル・プレッジ・ドネーション:ファンドレイジング・イベントでのモバイルの活用

米国では、様々なファンドレイジング・イベントがあります。年に一回開催される晩餐会やガラ、あるいはチャリティコンサートなど。従来、こうしたイベントでは、チケット収入+当日会場での寄附(小切手または現金)が一般的な寄附の形式でした。

近年、注目を集めているのが、モバイル・プレッジ。イベントの会場に大型スクリーンを用意し、そこにツイッターなどのモバイル・テキスト・メッセージングで、自分が寄附する金額をプレッジ(誓約)する、というもの。どのテーブルの誰がどれだけの金額をコミットしたか、がスクリーン上にリアルタイムで映し出される中、参加者が寄付金額を競うというものです。あるイベントでは、一晩で何十万ドルもの資金が集まったと言われています。

モバイル・コーズが発表した統計によると、2012年のモバイル・プレッジの動向は、一人あたり最大寄付額が2万ドル、平均寄付額が167ドル、プレッジの達成率は83パーセントだそうです。寄附文化が浸透しているアメリカならではのスタイルですが、モバイル・ギビングはこのような形でも定着しつつあります。

http://www.mobilecause.com

Share MeFacebooktwitterlinkedinmailby feather

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。