クロニクル・オブ・フィランソロピーの最新号(12月6日)が、オンライン・ファンドレイジングの現状についてのレポートを発表しました。データは、 オンライン・ファンドレイジング・プラットフォームの大手Blackbaud、Network for Good、PayPalから提供されたもの。
これによると、米国でのオンライン・ファンドレイジングは急速に成長しているようです。2011年第2四半期の比較で資金額10.9%増、件数3.7%増、オンライン寄附を導入したNPO数は20%増で10万以上の団体が2億ドル以上を集めました。一件あたりの寄付額も106.92ドルになっています。但し、NPO全体の収入におけるオンライン寄附の割合はまだまだ低いのが現状です。
面白いのが、オンライン寄附のパターン。基本的に、オンライン寄附件数が多いのが月曜日から水曜日の午後12時から午後4時の間。つまり、オンライン寄附はウィークデイの午後早い時間に最もよくなされると言うことですね。クロニクルの記事は、「オンライン寄附キャンペーンをするなら、狙い目は週の前半の午後早い時間帯」と結んでいます。逆に言えば、週末やアフター5にキャンペーンをしてもあまり効果がないということ。
日本ではどうでしょうか。NPO専門のオンライン寄附プラットフォームがまとまったデータを蓄積・公表してくれるとよいのですが。。。
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