Creative Capital:アート界のヴェンチャー・フィランソロピー

ヴェンチャー・フィランソロピーの波が、アート・サポートの世界にも広がっています。従来のアート・サポートと言えば、フェローシップを1年間与えるとか、プロジェクトの資金を出すという程度。これでは、サポートが終わればそれで終わりです。でも、アーチストはその後も生活し、活動を継続しなければなりません。

Creative Capitalは、ヴェンチャー・フィランソロピーの手法で、この問題にアプローチしています。支援は、3年間コミット。単純にプロジェクトに資金を出すだけではなく、アーチストのプロジェクト・マネジメントやファンド・レイジングのスキル向上のためにトレーニング・ワークショップを開催したり、コンサルティングも行います。さらに、サポートしているアーチストによる合宿を行って、ネットワーク化とコミュニティ形成を図ります。こうして、支援が終わった後も、アーチストが一人でサバイバルできる能力を身につけさせようというアイディア。対象も、映像、絵画、舞台芸術・・・と網羅的です。これはすごい。

ウェブサイトでは、サポートを受けたアーチストの作品も見ることが出来ます。質の高い作品がそろっています。

http://www.creative-capital.org/

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