クラウド・ソーシングが、世界のクラウド・ファンディングの現状についてのレポートをブログで公開しました。

米国では、クラウド・ファンディング発展の障害になっていた規制が緩和され、クラウド・ファンディング・プラットフォームが、SECにより正式に証券取引団体として認定される道が開かれました。カナダでは、全国クラウド・ファンディング協会が設立されました。南米では、アルゼンチンのIdea.meがブラジルの団体を併合し、南米のほぼ全域を覆う巨大なプラットフォームが動き始めました。ヨーロッパでは、2012年のクラウド・ファンディングの成長率は300パーセントを記録し、米国のkickstarterとIndiegogoが、欧州への事業展開を検討しています。

クラウド・ファンディングは、当初のオンライン寄附プラットフォームから社会企業家へのマイクロ／マクロ投資プラットフォームへと進化しつつあります。今後の、社会企業家支援の重要な資金調達リソースになることが期待されるクラウド／ファンディング。日本も早急に制度設計を行う必要がありそうです。

http://www.crowdsourcing.org/editorial/the-state-of-crowdfunding-worldwide/23801

by