Blackbaudは米国の非営利テクノロジー・サービスでは影響力の大きな団体の一つ。モバイル・ギビングなど様々なレポートも発表しています。フィランソロピー・ジャーナルが、最近のブラックボードのトレンドレポートに関する記事を掲載しました。
これによると、2013年の米国NPO界のキートレンドは
1)寄附金額は横ばい。このため、NPOは寄附者の維持に努めつつ、より費用対効果の高い寄附獲得手法を開発する必要がある。
2)団塊世代とミレニアム世代のNPOへの参入に伴い、NPOと営利の境界はますます曖昧化。NPOはビジネスモデルではなく、単なる税制上のステイタスでしかなくなる。
3)モバイル、クラウド、ビッグデータ、顧客管理ソフトなどのテクノロジーがNPOの発展にとって重要なツールとなるだろう。
4)BRICへの富の移行に伴い、国際NGO・NPOは資金調達先を米国から、新興経済国へと多様化していくだろう。