少し古い情報ですが、6月に「ギビングUSA2012」の調査結果が発表されました。
これによると、2012年の米国の寄附総額は3162.3億ドル。これは米国GDPの2.0%に相当します。寄附者の内訳は個人72%、財団15%、遺贈7%、企業6%。寄附の受け入れ団体は、宗教団体32%、教育団体13%、人的サービス13%、財団への寄附10%などとなっています。
総額ベースで前年比3.5%増。リーマン・ショック以前の2007年の寄附総額3445億ドルにはまだ到達しませんが、徐々に 回復しつつあるようです。分野別では、芸術文化、人文科学への寄附が7.8%増、教育分野が7.0%増、環境・動物保護が6.8%増と大きく伸びているのに対し、国際関係は2.5%増とあまり大きくなく、また財団への寄附が4.6%減となっています。このあたりの動向が長期的なトレンドになるかどうかは気になるところです。
http://www.givingusareports.org/news-and-events/news.aspx?NewsTypeId=3&NewsId=174
Share Meby