グローバル・フィランソロピー」カテゴリーアーカイブ

アジアにおけるインパクト投資の発展:Kordant Philanthropy Advisorsの報告

アジア・フィランソロピー・フォーラムやアジア系アメリカ人寄附などのサイトを通じて、アジアのフィランソロピーに関するネットワーク化と情報共有を積極的に進めてきたDien Yuenさんが、新たにKordant Philanthropy Advisorsを立ち上げました。今後、アジアにおけるフィランソロピー・コンサルティングを展開していくようです。 続きを読む

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SDGにおけるグローバル・フィランソロピーの役割とは?

先日、国連経済社会委員会が、UNDPやOECD開発協力財団グローバル・ネットワーク、WINGSなどと共催で、「フィランソロピーとポスト2015」という会議を開催しました。国連ミレニアム開発目標が終了する2015年以降の国際開発分野において、SDG(Sustainable Development Goal)を一つのキーワードに、先進国政府・開発機関や国連と、ゲーツ、ロックフェラーなどの大型財団がどのような形で協力できるかを議論する一日の会議。オンラインで全プログラムが公開されていたので、概要を報告しておきます。 続きを読む

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アフリカにフィランソロピー地域ネットワークが誕生

クロニクル・オブ・フィランソロピーの記事によると、今年のグローバル・フィランソロピー・フォーラムにおいて、アフリカ・フィランソロピー・フォーラムの設立が合意されたとのことです。このネットワークを通じて、経済成長著しいアフリカにおいても、今後、フィランソロピー産業の成長が期待されます。

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アジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワーク会議2013

アジア・ベンチャー・フィランソロピー・ネットワークが、5月にシンガポールで総会を開催するようです。これから、アジアでもベンチャー・フィランソロピーが発展する予感がします。プログラムも、水資源管理、児童・教育、ファイナンシャル・インクルージョン(金融アクセスの改善を通じた社会的包摂)、インパクト評価、資金調達、人材活用、適正評価・・・と盛りだくさんです。欧米から主要団体も参加しており、ネットワークの機会としても活用できそうです。 続きを読む

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アジアにおけるフィランソロピーの発展

前回のコラムで、米国のフィランソロピー文化と産業について触れました。こういう話をすると、大体の日本人は、「それ、アメリカだけの話じゃないの?」という反応をします。でも、実は、同様の動きは、アジアでも起きているのです。 続きを読む

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ヒラリーの新思考

ヒラリー・クリントンの話題をもう一つ。今年4月に、国務省は「グローバル・インパクト・エコノミー」フォーラムを開催します。2日間にわたって開催された会議には、この情報ボックスでもたびたび取り上げている社会的インパクト投資やファイナンシャル・インクルージョン、シェアド・ヴァリューなど、最新の開発トピックを取り上げて、USAIDや国務省、財団関係者、NPOが議論しました。まさにこれからの開発協力のビジョンをまとめた会議として注目されます。 続きを読む

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アジア・フィランソロピー・サミット2012

アジアのネットワークの話題をもう一つ。こちらは、いろいろなところで既に紹介していますが、シンガポールで開催された、Philanthropy in Asia Summit 2012。参加者リストを見る限り、英米豪の有力なネットワークと確実につながっていますし、アジアからの参加者も目配りが利いていて、これは今後、アジアのネットワークの核になるな、と思われます。残念なのは、参加者リストに日本人の名前が見当たらないこと。もしも、どなたか、参加された方がおられたら、ぜひ情報を共有してください!

http://www.piasummit2012.org

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ワールド・ギビング・インデックス

国際的な指標の話題をもう一つ。英国のチャリティ・エイド財団が毎年発表している「ワールド・ギビング・インデックス」は、おそらく唯一の国際的な寄付動向レポートです。指標は、寄付金、ボランティア時間、および他者を支援しようと言う姿勢。日本は残念ながら、153ヶ国中78位です(2011年度調査)。調査データの精度に疑問なしとは言えませんが、グローバルな市民社会における日本の位置を考える上で、様々な示唆を与えてくれる数字だと思います。

https://www.cafonline.org/publications/2011-publications/world-giving-index-2011.aspx

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ハドソン研究所の「グローバル・フィランソロピーと国際資金移動報告書」

開発協力の分野におけるフィランソロピーの役割に近年、注目が集まっています。ハドソン・インスティチュートが毎年公表している「グローバル・フィランソロピーと国際資金移動」報告は、政府が支出するODA資金にフィランソロピー資金を加えた開発支援の動向をモニターしています。日本は、CSOネットワークの協力もあり、近年、大幅に数値が向上しました。ここでもまた、市民社会がソフトパワーの大きな構成要素であることが読み取れます。

http://www.hudson.org/files/publications/2012IndexofGlobalPhilanthropyandRemittancesWeb.pdf

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