国連総会でついにSDG(持続可能な開発目標)が採択されました。今後、国連機関、各国開発援助機関、各国政府は、SDGの達成に向けて協力していくことになります。この動きは、もちろん、世界の助成財団とも無縁ではありません。
ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーが提唱しているポスト2015パートナーシップ・プラットフォームは、世界の助成財団がSDGへの協力を進める枠組みの一つです。これは、UNDP、助成財団センター、ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーが中心となって進めているプロジェクトで、プラットフォームでは、助成財団センターが様々な財団のSDG関連活動をマッピング化して公開したり、SDGの目標達成に向けたダッシュボードを提供することで情報の共有を図り、世界の助成財団の協働を促進していこうしています。
このプロジェクト、まだ準備段階が始まったばかりで、本格的な展開はこれからですが、グローバル・フィランソロピーが、いかにSDGに貢献できるのかを示す重要なプロジェクトとして注目されます。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
http://www.rockpa.org/about-us-sponsored-projects-post-2015-partnership-platform-for-philanthropy