韓国に新たに協同組合法が成立

報道によると、金融業務以外のすべての分野における協同組合設立が、この統一法に基づいて可能となるようです。日本のように、各省庁が個別法を作って別々に協同組合を規制し、また、各法毎に協同組合の扱いが異なる(例えば、生協は、農協に認められているような信用組合が認められない)というような、縦割り行政の弊害が解消されます。また、日本では法的基盤がないワーカーズコレクティブも設立可能です。さらに、協同組合設立の要件も大幅に簡素化されるようです。

以前にも紹介したとおり、今年は国際協同組合年。世界が、協同組合という仕組みに注目を浴びている中、韓国の新しい取り組みは時代を先取りしていると言えるでしょう。

新企業モデルなるか、来月から協同組合設立が可能に

www.chosunonline.com
【ソウル聯合ニュース】韓国で来月1日から、小額・小規模の協同組合の設立が可能になる。経済民主化時代の新たな企業システムとして、雇用創出や企業共生の環境づくりにつながるか、先行きが注目される。
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