ブレッド&ローズコミュニティ基金のような参加型のフィランソロピーを普及するためにはどうすればよいでしょうか。それにはやはりベスト・プラクティスを共有し、参加型メカニズムのノウハウを伝え、そして住民の啓発を行う中間団体が不可欠です。
参加型予算プロジェクトは、2005年のブラジル社会サミットを契機に設立された中間団体。彼らは、まさに住民参加による予算策定プロセスをアメリカとカナダで普及すべく、活動しています。対象は、コミュニティ基金だけでなく、自治体予算も含めます。住民参加は理念ではありません。予算策定のプロセスに参加できて初めて実効性を持ちます。彼らの活動がこれからどれだけ広がっていくのか、やはり目が離せません。
http://www.participatorybudgeting.org
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