非営利団体や協同組合において、自分たちの活動の成果を定量的に評価し、報告することは、アカウンタビリティの観点からも資金調達の観点からも重要です。しかし、評価指標は、目的によって多様です。社会的インパクト投資家向けの指標と、助成財団向けの指標は異なります。また、社会的監査、ソーシャル・リターン、社会的インパクトの評価観点は、それぞれ異なります。
それぞれの評価指標を出来るだけ統一化することは、日襟団体や協同組合の業務の簡素化や運営コストの削減につながります。他方、一元化することで失われてしまう要素があることも忘れてはなりません。
英国チャリティ団体評価サービスが、ニュー・エコノミックス研究所に委託して発表したブックレット「あなたのためのツール」は、現在、利用されている多様な評価指標をコンパクトにまとめ、それぞれの目的やメリット、主なターゲットについてまとめたものです。評価を考える人にとっては、とても便利な情報源です。
http://www.neweconomics.org/sites/neweconomics.org/files/Tools_for_You_1.pdf
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