先日のG8関連社会的インパクト投資フォーラムで、キャメロン首相がスピーチで紹介していましたが、英国で、社会的証券取引のためのインフォーメーション・ウェブサイトが立ち上がりました。これは、シンガポール他で検討されているような、直接、債券や株式を発行出来る「社会的証券取引所」ではなく、あくまでも情報サイト。
社会的企業や非営利団体は、専門家委員会による審査を経て、この社会的証券取引会員に認められると、ウェブサイト上に、インパクト報告が掲載されるようになります。投資家は、この情報を見ながら、個別に投資を判断するという仕組みです。言わば、社会的証券取引ウェブサイトが、投資家の「投資適格評価」を一部肩代わりすることで、社会的インパクト投資を促進していこうという仕組みだと言えるでしょうか。今後の展開が期待されます。
http://www.socialstockexchange.com
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