インパクトのための実践規範

現在、非営利団体においては「インパクト」が中心的なテーマとなっています。このための計画策定、評価、事業見直しという事業サイクルは、ほぼスタンダード化していると言っていいでしょう。こうした中、英国のInspiring Impactが、インパクト実践者のための行動規範を「The Code of Good Impact Practice」と言う形でまとめました。

インパクトを実践していく上で、ただマニュアル化された手法を実践していくだけでは、社会に変革をもたらすインパクトを生み出すことは出来ません。これを正しく運用するためには、それにふさわしい行動規範が求められます。Inspiring Impactは、これを8つの原則にまとめました。

1.インパクトに責任を持ち、他人にも同様に責任を持つよう促すこと。
2.事業目的からぶれないこと。
3.インパクトのための実践に他人を巻き込むこと。
4.身の丈にあった適切な手法とリソースを使用すること。
5.あなたが現実に生み出す変化のすべての可能な範囲を考慮すること。
6.正直で、オープンな姿勢を維持すること。
7.いつでも変われるよう準備しておき、気づき・学びに基づいて行動すること。
8.インパクト計画や手法、そこから得た知見を積極的に他人と共有すること。

この行動規範、日本でも使えそうですね。詳しくは以下のサイトで報告書を見ることが出来ます。

http://inspiringimpact.org/resources/are-you-leading-for-impact/

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