投稿者「pha84025」のアーカイブ

Catalyst Fund:変革のための「触媒」基金

コミュニティ財団の役割は何でしょうか。もちろん、コミュニティの福祉の向上を基本的な目的にしている訳ですが、「財団」として安定的な基金を持っていることを最大限に活用した独自の貢献が求められます。 続きを読む

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世界のコミュニティ財団の現状

では、国際社会におけるコミュニティ財団の状況はどうなっているのでしょうか。WINGSの2010年度の調査によると、現在、世界には1680のコミュニティ財団が活動しています。2000年に905だったため、10年間で2倍に拡大したことになります。特に急速に拡大しているのが、欧州。ドイツの拡大が目立ちます。 続きを読む

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米国コミュニティ財団の現状

コミュニティ財団の歴史は、1914年にクリーブランド財団が設立されたときから始まります。この100年の間に、コミュニティ財団は大きく発展しました。ファウンデーションセンターの2012年の統計によると、現在、米国で734のコミュニティ財団が活動しており、総額42億ドルの支援を行い、その支援総額は全財団事業の9.2%を占めます。 続きを読む

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コミュニティ財団ウィーク2012

今週は、コミュニティ財団ウィークです。米国議会が始まるのにあわせて、全米のコミュニティ財団が、米国財団評議会ネットワークを使ってキャンペーンを行います。各地でいろいろなイベントを開催し、それをツイッターを使って共有したり、ベスト・プラクティスを米国財団評議会のブログ上で共有します。 続きを読む

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国連キャピタルディベロップメント基金

ファイナンシャル・インクルージョンやマイクロファイナンスについて述べてきたので、国連はどういう対応をしているのだろうと思って調べてみました。マイクロファイナンスや貧困層への支援を担当する部門としては、国連キャピタルディベロップメント基金(UNCDF)が90年代半ばからマイクロファイナンスの促進に取り組んでいるとのこと。グラミンバンクのモハメドユヌスさんがノーベル賞を受賞したのが2006年ですから、国連はかなり早い段階からこの世界に取り組んでいるようです。

http://www.uncdf.org/en

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The Better Than Cash Alliance:モバイル通貨導入に向けたパートナーシップ

この情報ボックスでたびたびご紹介してきましたが、モバイル通貨の導入は、開発協力のランドスケープを大きく変えつつあります。これにより、マイクロ・ファイナンスが大幅に前進し、ファイナンシャル・インクルージョンが進むからです。しかし、モバイル通貨の導入は大プロジェクトです。政府の法制を変え、技術インフラを整備し、さらにモバイル通貨導入に向けた啓蒙・教育を行う必要があります。 続きを読む

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IDEA:USAIDが目指す技術革新とパートナーシップを通じた開発協力

今まで紹介してきた様々なユニークな事業を統括しているのが、USAIDのIDEA (Office of Innovation & Development Alliances)です。その名の通り、開発協力におけるイノベーションを積極的に追求し、また企業、財団、NPOとのパートナーシップ関係を開拓する部門。モバイル技術を使った開発協力や、とても革新的なアイディアに基づいて様々な課題に取り組むヴェンチャー・ソーシャル・エンタープライズの育成を目指しています。 続きを読む

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mWomen:モバイルテクノロジーを使った女性のエンパワーメント

もう一つ、USAIDのプロジェクトです。これは、Australian AIDとの共同プロジェクト。開発協力において、女性への支援がキーとなることは言うまでもありません。そして、モバイルテクノロジーへのアクセスは、女性のエンパワーメントに大きな役割を果たします。なぜなら、これを通じて、女性はグローバルな市民社会とグローバルなマーケットにアクセスできるようになるからです。 続きを読む

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Microlinks:USAIDが運営する情報データベース

クリントン国務長官の話が出たついでに、日本のJICAにあたるUSAIDの事業を幾つか紹介しておきます。Microlinksは、現在、開発協力の大きな流れの一つになっているマイクロファイナンスやモバイル技術を活用した開発協力などに関する情報を集めて一般に公開しているオンラインデータベースです。USAIDの事例のみならず、様々なベスト・プラクティスや研究報告、情報リソースなどの情報を提供することで、この分野の開発協力を促進しようというもの。これは大変役に立ちます。 続きを読む

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ヒラリーの新思考

ヒラリー・クリントンの話題をもう一つ。今年4月に、国務省は「グローバル・インパクト・エコノミー」フォーラムを開催します。2日間にわたって開催された会議には、この情報ボックスでもたびたび取り上げている社会的インパクト投資やファイナンシャル・インクルージョン、シェアド・ヴァリューなど、最新の開発トピックを取り上げて、USAIDや国務省、財団関係者、NPOが議論しました。まさにこれからの開発協力のビジョンをまとめた会議として注目されます。 続きを読む

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